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トレビーノ®REPORT

Q&A形式で学ぶ
PFAS

「PFAS(ピーファス)」とは、1940年代から、私たちの身の回りにある様々な製品に利用されてきた有機フッ素化合物の総称のこと。「永遠の化学物質」とも呼ばれ、その数は4,700種類以上あり、その中で「PFOS(ピーフォス)」や「PFOA(ピーフォア)」など一部の「特定PFAS」は、環境や人の身体への影響などが懸念されています。

国際的な条約に基づき、日本でも製造・ 輸入等を原則禁止(PFOSは2010年、PFOAは2021年)していますが、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、北極圏なども含め世界中に広く残留していると言われています。

この記事では、環境省が作成した「PFOS、PFOAに関するQ&A集」(2024年8月時点)をもとに皆さんが毎日、安心して水道水を飲むための情報をまとめてみました。

環境省「PFOS、PFOAに関するQ&A集」
(2024年8月時点)を元に作成

Q.PFOS、PFOAはどのようなものに使用されてきたの?

➡ PFOS:半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤など
  PFOA:フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤など

■使われてきた主な製品例

※家庭用としての一般的な洗剤や粉末消火器にはPFOS及びPFOAが使用された事実は確認されていない。

MEMO
PFOS、PFOAは、現在は国際的な条約に基づき、輸入・製造が原則禁止されていますが、難分解性・高蓄積性・長距離移動性という性質があるため、現時点でも世界中に広く残留していると言われています。今後も環境への排出が続いた場合、地球規模でさらに蓄積され、環境や食物連鎖を通じて人間や動植物の健康に影響を与える可能性が指摘されています。

Q.私たちの健康にどのような影響があるの?

➡ コレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています

MEMO
PFOS、PFOAは、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては、いまだ確定的な知見はありません。そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく検討が進められています。

Q.一度身体の中に入ったら、ずっと残るの?

➡ 徐々に、体外に排泄されていきます

MEMO
PFOS、PFOAは代謝されにくいものですが、消化管から体内に吸収され、その後ゆっくりではありますが、体内から排泄されていくと考えられています。例えば、欧州食品安全機関(EFSA)によると、新たな摂取がない場合に人の体内の濃度が半分になるまでの時間はPFOSで平均5.7年、PFOAで平均3.2年とされています。(摂取量によって異なります)

Q.PFOS、PFOAの水道水における目標値を教えてください

➡ 科学的知見に基づき、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、人の健康に悪影響が生じないと考えられる濃度基準として、PFOSとPFOAの合算値50ng/L以下とする暫定目標値を定めています

MEMO
WHOでは、2022年9月にPFOS等に関する飲料水水質ガイドライン値として、PFOS、PFOA各々100ng/L、総PFAS(複数のPFASの合算値)として500ng/Lとする案が公表されており、今後もガイドライン値が示される予定です。日本でも、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。

〈東レからのご提案〉
PFAS対策に浄水器を使ってみてはいかがでしょうか

国際的にも、国や各自治体でもPFAS対策は行われていますが、それでも自宅の水道水が気になる方は、浄水器を使ってみてはいかがでしょうか。トレビーノ®では、浄水器協会で定められた規格基準(JWPAS B基準)に規定された試験方法による試験を実施し、PFOS及びPFOAを除去できる製品を多数取り揃えております。

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※トレビーノ®は、ECサイトや全国の大型スーパー、ホームセンター、家電量販店などでご購入いただけます。

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