LIFE

ニューノーマル時代に求められるキッチンの在り方とは?

【The Burnシェフ米澤文雄氏 × インテリアコーディネーター荒井詩万氏 対談・後編】

コロナ禍により在宅時間が長くなり、多くの人がご自宅の「キッチン」を見直すようになりました。
東レの新商品「トレビーノ®ブランチ」は、そんなニューノーマル時代の新しいキッチンになじむ家庭用浄水システム。シンク下に設置するだけで今お使いの水栓をそのまま使え、自分好みの水栓にも取り付けられるのが特長です。
このたび「トレビーノ®ブランチ」の魅力を機能性とデザイン性の両面から知ってもらうべく、料理人の米澤文雄(よねざわふみお)さんとインテリアコーディネーターの荒井詩万(あらいしま)さんをお招きし、「キッチン」をテーマにクロストークを実施しました。

後半の対談テーマは「ニューノーマル時代に求められる新しいキッチンの在り方」。
異なる視点から住環境やキッチンを考えるお二人が、コロナ禍を経てキッチンの最前線を語ります。
※本記事の内容は2021年9月に実施した対談のものです

「The Burn」エグゼクティブシェフ 米澤 文雄(よねざわ ふみお)

1980年生まれ。東京都出身。高校卒業後、恵比寿「イル・ボッカローネ」で研修をし、22歳で単身ニューヨークへ。ミシュラン三つ星店「Jean-Georges」にてインターンを経て、日本人初のスーシェフとなる。帰国後、都内のレストランでシェフを歴任し、2014年「Jean-Georges Tokyo」オープンにあたり、シェフ・ド・キュイジーヌに就任。2013年駐日アメリカ大使館「Taste of America」日本大会優勝。2015年日本最大級の料理人コンペティションRED U-35で「ゴールドエッグ」を受賞。2018年9月「The Burn」をプロデュースし、エグゼクティブシェフに就任。2020年7月には東京広尾に、自身が手がけるベジタリアン専門店「Salam」をオープン。著書に「Vegan Recipes/ヴィーガン・レシピ」(柴田書店)がある。一般社団法人Chefs for the Blue理事。

インテリアコーディネーター CHIC INTERIOR PLANNING 主宰 荒井 詩万(あらい しま)

日本女子大学家政学部卒。設計事務所にて秘書として勤務。在職中、「町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー」で学び、卒業後、「CHIC INTERIOR PLANNING」主宰。戸建住宅やマンションのインテリアコーディネート・リノベーションを数多く手掛け、住まう人に寄り添う心地よい空間づくりが人気。大妻女子大学短期大学部非常勤講師、町田ひろ子アカデミー講師、企業セミナー講師。NHK「あさイチ」「おはよう日本」・日本TV「スッキリ!」「ヒルナンデス!」・関西TV「土曜はナニする!?」などメディア出演多数。著書『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』サンクチュアリ出版は、累計発行部数3万1千部。

料理やキッチンは、
もっと家族みんなのものに
──コロナの影響を受けて、住環境やキッチンはこれからどう変化していくと思う?
荒井:「キッチンに求められるものが変わった」という実感はすごくあります。私のお客様は30〜40代のファミリー層の方が多いんですが、リモートワークの増加で「最近は主人が3食作っているんですよ」なんていう声も聞くんです。毎日働きに出られていた男性や、今まで料理をしなかった人がキッチンに立つようになると、これまでなかったようなニーズも聞こえてきます。
リノベーションをするにしても、皆さん、ご家族全員で求める機能やデザインをお話し合いされてからキッチンを作っていかれますね。家での食体験がより大事なものになり、「キッチンの在り方」が家族みんなで考えたいテーマになった感じがします。

米澤:今ってほとんどの家庭が共働きの中、家事も育児もシェアするという考え方がすごく浸透してきていて。それでも「料理は女性のほうが得意」という意識がわずかに残っていましたが、ようやく男性の料理ブームがきているのかなと。
荒井:女性が料理、男性は食後のお皿洗い、という分担のご家庭もまだまだ多かったですよね。
米澤:ゴミ捨てとかお風呂掃除とかね(笑)。でも最近は男性からの「料理教室をやってほしい」というリクエストが僕のところにも増えています。僕がステーキの美味しい焼き方を紹介しているYouTube動画があるんですが、その再生回数と男性からの反響がすごいですもん。
最初は定番メニューから入り、それが作れるようになると今度は子どもが食べたいものや奥さんに食べてほしいもの、とレパートリーを増やしたくなっていく。レベルアップしていく感覚でキッチンに立つことを楽しむ男性が増えていると感じますね。
荒井:上達していくと調理道具にこだわったり、食器を集めてみたり。趣味のひとつとして楽しめるのがいいところですよね。

ニューノーマル時代の、
キッチンから広がる
コーディネート
──そんなこれからの時代に求められるキッチンの姿って?
荒井:オープンキッチンになるということは、いろんなものが表に見えてくるということでもあります。どうしても雑多に見えがちになってしまうところを、いかに美しくインテリアとして成り立たせるか。“魅せるキッチン”としてこだわりを持つ方が増えてきたので、コーディネートをする立場として難しいけれどやりがいを感じる部分になってきていますね。
どう美しく魅せるかというところで、一番目立つ「水栓」の重要性はかなり高まってきています。キッチン全体の印象に大きく影響するポイントですね。
──キッチンから先に決めるようなリノベーション事例も増えた?
荒井:オープンキッチンからどうLD(リビング・ダイニング)に繋げていくかということで、キッチンから考えはじめることも多いです。まずキッチンの面材の色や素材を決めて、そこから床や壁の色合い、家具のコーディネートを決めていくケースもあります。

荒井:たとえばこのお部屋は私がコーディネートさせていただいたもので、キッチン部分に鮮やかなブルーを使っています。その色と合うようにクッションや置く小物にも差し色を使い、全体が調和するようにしています。

荒井:こちらはモノトーンで統一感を出した事例。マットな黒を基調とした奥のキッチンから広がるように、お部屋全体をシンプルなコーディネートでまとめています。

荒井:キッチンとダイニングテーブルが繋がったレイアウトなら、料理中の人とも会話が生まれやすいです。こちらにはブラックの水栓を使ったので、レストランのような雰囲気が出ていますよね。
米澤:まさにキッチンが主役のコーディネートですね。僕の家もリノベーションをしてオープンキッチンになったので、こういう形が求められる理由はよくわかります。
荒井:米澤さんのお家は、キッチンがお部屋の中心に?
米澤:リビングの端ではありますが、キッチンに立つと部屋全体が見渡せます。料理人という職業柄かもしれませんが、家に人を呼んで料理をすると一人だけ作業員みたいになってしまうことがあったんです(笑)。今は料理しながらその場にいる人たちと話しやすくて、一緒に作っている感じがしてとてもいいなと思うんですよね。

「キッチンの主役になりうる
「水栓」の新しい形とは
──キッチンの中心にある「水栓」、トレンドやこれから求められる形は?
荒井:やはりずっとお話してきたようにオープンスタイルのキッチンが増えているので、一番ドンと目立って見える「水栓」は、存在感があるものが好まれる傾向があります。
海外製の水栓は、ヘッドの部分がすごく大ぶりなものや、オブジェのような形をしているものまであるんですよ。有名なデザイナーさんがデザインを手がけていたりもします。レバーのないタッチレス水栓も主流になってきていますね。カラーもさまざまで、シルバーだけでなくゴールドやブラックのもの、光沢のないマットな質感のものも人気があります。
米澤:マットな水栓、いいですよね。水垢や汚れも目立たないですし。
荒井:ニーズに合わせたいろいろな形や質感のものが出ていますね。キッチンのシンボルとして水栓をどう魅せるか、というのもトレンドのひとつと言っていいのかなと思います。

米澤:ここ(会場キッチン)の水栓も雰囲気に合わせて付け替えているんですよね。これからもっとカスタマイズが当たり前になったら嬉しいなと思います。
レストランはもちろん、自宅でも叶えたい理想のキッチン像は誰しもあると思います。僕は「ハンドシャワータイプの水栓」が欠かせないんですよ。蛇口が伸びてシンクの隅々まで掃除できるので、きれいにしやすい環境を整えるつもりで、お店の水栓も必ずアップグレードして付け替えています。食べ物を扱うところは衛生面にも気をつけたいです。
キッチンを自分好みにカスタマイズするトレンドは、これから来るというか、来てほしいなと思っていますね。
次回の記事では、実際にお2人に「トレビーノ®ブランチ」を設置したシンク下をご覧いただき、水栓にも触れていただきながら、より詳しい機能や使い方についてお話した様子をお届けします。浄水された水を味わいながら、味やコストメリットの話も。お楽しみに!

対談・アフタートークはこちら>
対談・前編はこちら>

今回お二人に体験頂いた
新しい浄水器
「トレビーノ®ブランチ」とは?

キッチンの常識を変えるあたらしい“浄水”のカタチ。
お好みの水栓でも今お使いの水栓でも
水栓の形状やデザインを選ばず、浄水器の取付けが可能。

オープンキッチンがトレンドになったことで、キッチンのデザイン性への需要も高まりつつあるという荒井さんの視点は、東レの担当者一同としても納得感のあるお話でした!
今までのアンダーシンク浄水器や水栓一体型浄水器では、選べる水栓が限られてしまうのが課題でした。「トレビーノ®ブランチ」は、海外ブランドの水栓などおしゃれなデザインのものも使えるので、インテリアコーディネートの幅も広がりそうです。
浄水器はシンク下にあり表からは見えないので、キッチン全体がすっきりと見えるのもポイント。今までお使いの水栓にも、そのままの状態で取り付けることができるので、これ以上スペースを狭めたくない!という方にもおすすめできます。
料理人である米澤さんのお話しにあったように、「きれいにしやすいキッチン環境」を整えておくことは、これからの時代もっと重要に。ササッとシンク全体を洗い流せて衛生的なハンドシャワータイプの水栓なども、今以上に当たり前の選択肢になってくるかもしれませんね。

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